Anker PowerPort Speed 5とiPhoneとiPad純正アダプタの充電速度比較

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最近、充電するスマホ、タブレットなどが増えてきたのでAnker(アンカー)のPowerPort Speed 5 を購入しました。

Anker PowerPort Speed 5とは?

高速充電ができるQuick Charge 3.0対応のポートが2つあり、他の3ポートもAnker独自のPowerIQ(接続された機器を自動的に検知し、最大3Aでフルスピード充電が可能)を搭載してます。

合計5ポートあるのでコンセント一つで5つのスマホ、タブレットなどを同時に充電でき、アダプタがなくなりスッキリします。また、旅行などで遠出する場合もPowerPortとケーブルだけを持っていくだけで良いので便利です。

Anker PowerPort Speed 5のQuick ChageポートでiPhoneを充電してはいけない

Quick Cherge 3.0が対応しているポートでiPhoneを充電すると充電速度が遅いです。
iPhoneはQuick Chargeには対応していないのはわかっていましたが他のポートより充電速度が遅いというのはおかしいです。

上の画像はamazonの購入ページの画像ですが画像の通り、Quick Charge3.0のポートにもPowerIQが搭載されているのなら充電速度が同じでないといけません。実際に商品にもPowerIQが搭載されていると表記されています。

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アマゾンのレビューにも指摘している人がいました。

仕様に偽りあり
このページの上から2つ目の写真入り説明で、5ポートのうち、2ポートがQuickCharge3.0とPowerIQ/VoltageBoost、全5ポートがPowerIQ/VoltageBoostとなっていますが、実際にはPowerIQ/VoltageBoostに対応しているのはQuickCharge3.0以外の3ポートのみ。実際に、QuickCharge3.0ポートにiPhone 6 Plusをつなぐと電圧4.8V/電流1.0A、PowerIQ/VoltageBoostにiPhone 6 Plusをつなぐと電圧5.12V/電流1.6Aという具合。仕様通りの性能を期待して3台購入したため、直ちに返品しました。いい加減な説明は止めて欲しい。

こんな事実を書くと、熱狂的なAnkerファンが攻撃してきそうですね。
言っておきますが私もAnkerファンですが、ダメなものはダメです。
この商品は仕様という公約を守っていません。

私も実際に測定しました。

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左がQuick Chargeのポートで右が他のポート

この差は大きいです。Quick ChargeのポートだとiPhone純正アダプタより充電速度が遅くなってしまいます。
他のiPhoneユーザーのレビューを見てみると

充電時間の件
当方の端末はiPhone seですが
充電が35分で35%しか充電されません
フル充電まで2時間30分もかかります
とても急速充電とは思えません
IPhoneの場合1Aしか流せないのでしかたないけど
その後返品しました

おそらくこの人もQuick ChargeのポートにiPhoneを挿して充電したのでしょう。

この商品が悪いというのではなく、(おそらく)間違った製品仕様を商品説明ページと商品にも明記しているのが問題です。

Quick Charge対応機種を持っていない人には2ポートを無駄にするようなものなので全くダメな商品です。
逆にQuick Charge対応機種を持っている人にはお勧めです。

個体差があったり、たまたま不具合品に当たった可能性があります。
PowerPort Speed 5 Quick Charge 3.0を使っていて電流計を持っている人はコメント欄で報告して頂ければ助かります。

一Ankerファンとしてはネガティブ情報だけで終わるわけにはいかないのでPowerIQ自体がどれほどのものかiPhoneとiPadの純正アダプタで充電速度を比較しました。

PowerPort Speed 5 Quick Charge 3.0 iPhoneとiPad純正アダプタ電圧、電流、充電速度比較

USB電流計を使って電圧、電流、10分後の充電量を測定しました。
スマホがiPhone7 Plus、ケーブルがiPhone純正、各アダプタという条件で測定しています。

下表の電流の値は微増減されていた中でもよく表示された値を書いています。

PowerPort Speed 5 Quick Charge 3.0 iPhone
アダプタ
iPad
アダプタ
電圧(V) 5.23 5.03 5.06
電流(A) 1.14
(1.28~1.04)
0.95
(1.01~0.75)
0.97
(1.05~0.76)
充電量 202mAh 150mAh 162mAh

各項目、詳しく見ていきたいと思います。

電圧はPowerPort Speed 5 Quick Charge 3.0が最も高く、iPad、iPhoneと続き、全て安定して表の数値でした。

電流に関しては下記の通りです。

  • PowerPort Speed 5 Quick Charge 3.0は安定して1Aを超えていました。
  • iPhoneのアダプタは充電始めは電流のムラがあり、安定せずに0.8A辺りをうろうろしたりして、7分以降に0.9A以上で安定していました。
  • iPadのアダプタは一瞬0.76Aになるも安定して0.97A辺りでした。

充電量はPowerPort Speed 5 Quick Charge 3.0が最も多く、iPad、iPhoneと続いています。
iPhoneの純正アダプタと比べて1.3倍ほど速く充電できるのがわかりました。

PowerIQだけでも充電速度が速いのがわかって頂けたかと思います。iPhoneユーザーはQuick Chargeの恩恵を受けられませんがそれでも十分速いです。

まとめ

Quick Charge 3.0のポートにPowerIQが搭載されていなかったことにはびっくりしました。
これを知っていたらAnker PowerPort Speed 5ではなくAnker PowerPort 5を買っていたでしょう。

何度も言いますがQuick Charge対応機種を持っている人にはAnker PowerPort Speed 5がオススメです。

Quick Charge対応機種かどうかはサンワサプライのQuick Charge対応スマートフォン、タブレット対応表で綺麗にまとめられています。

私みたいにQuick Charge非対応のiPhoe、iPadしか持っていない人は700円安い全ポートPowerIQのAnker PowerPort 5にした方が良いでしょう。

モバイルバッテリー選びについての記事はこちら

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